増淵千保美著
児童養護問題の構造とその対策体系ー児童福祉の位置と役割

目次

序 章
 第1節 研究の背景と目的
 第2節 研究の方法と視点
 第3節 本論の構成

第1章 児童養護問題の歴史的考察−保育問題との共通性・連続性を踏まえて
 第1節 高度経済成長期における地域生活条件の変化と児童養護問題(1960〜1972年)
 第2節 オイルショック以降の生活問題の深刻化と児童養護問題(1973〜1989年)
 第3節 バブル経済崩壊以降の児童養護問題の広がり(1990年〜現在)
 第4節 児童養護問題における保育問題との共通性・連続性

第2章 児童養護問題の認識と分析方法の検討先行研究を踏まえて
 第1節 社会問題としての児童養護問題認識
 第2節 労働問題を根底に据えた構造分析
 第3節 これまでの社会問題認識の理論的限界性
 第4節 児童養護問題の分析方法とその課題

第3章 虐待事件にみる児童養護問題の階層性・地域性
 第1節 児童養護問題の氷山の一角としての虐待事件
 第2節 虐待事件が発生した過程の階層的特徴
 第3節 虐待事件が発生した地域の特徴
 
第4章 児童養護施設入所児童とその家庭に現れている児童養護問題
 第1節 入所理由に現れている児童養護問題
 第2節 児童養護問題の階層性
 第3節 児童養護問題の地域性
 第4節 施設入所に至る児童養護問題の典型事例

第5章 子どもと家庭の生活問題の一環としての児童養護問題
 第1節 家庭の生活問題に規定された育児・養育と子どものくらし・健康
 第2節 子どもと家庭の生活問題の階層性と児童養護問題
 第3節 地域問題に規定・媒介された生活問題と児童養護問題
 第4節 地域に暮らす子どもと家庭の生活状況

第6章 児童養護問題の対策体系と前提となる対策
 第1節 前提となる基本的な雇用・労働条件の整備・改善
 第2節 社会的共同生活手段(公共一般施策)の整備・拡充

第7章 児童養護問題対策の中心である社会保障・社会福祉
 第1節 社会保障・社会福祉の位置と役割
 第2節 雇用労働者とその家族に対応する社会保険制度
 第3節 最低賃金を補完する社会手当
 第4節 所得保障の最終的対策としての公的扶助

第8章 児童養護問題対策における児童福祉の位置と養護・保育の役割・課題
 第1節 児童福祉の位置と養護・保育の役割・課題
 第2節 児童養護問題対策に欠かせない相談・援助
 第3節 養護・保育にかかわる施設・サービス

終 章 
 第1節 本論のまとめ
 第2節 今後の研究課題

あとがき


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